世界のタクシー市場を脅かすUberの強みとは?

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最近テレビの番組でアメリカやロンドンのタクシー業界がUberの登場で悲鳴を挙げていると特集がされていました。そのUberとはどんなものなのでしょうか。改めて確認してみました。

Uberの概要

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出所:http://donhenley.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_25958_11_06_uber_story_south58f5B15D.jpg.html

Uberは2009年にアメリカのウーバーテクノロジーズという会社が開発したタクシー及びハイヤー配車サービスとそのアプリのことをいいます。タクシーの利用について、スマホなどの利用者が配車から、目的地指定、最後の利用料金の支払い決済までのすべてをアプリの上で終了させられるサービスで世界的に爆発的に利用が進んでいます。

アメリカ・ヨーロッパのような先進国だけでなく、発展途上国の都市部においてもUberはその利用者と配車をどんどん増加させているのは、まず仕組みが簡単なこと、さらに安全性においても極めて優れていることが挙げられます。

初めてその国の空港を訪れた観光客は道が分からない場合は現地のタクシーなどを利用することが多いと思うのですが、開発途上国でのタクシーの利用は時には命の危険性を伴うこともあります。しかし、Uberの看板を掲げたタクシーはまずその所属がはっきりしており、Uberの本社の審査を前もって通過して初めて登録されますので、見知らぬ国を訪れても、観光客は深夜でも安心してUberのタクシーの利用ができます。

さらに本国アメリカでは、個人ベースでもすきま時間とマイカーをUberに登録させることで利用者と個人タクシーの接点を増やしていますが、日本でも試験的に導入された同種サービスは、残念ながら国土交通省の法律の壁に阻まれてとん挫しています。

 

二種免許の車でされあれば日本でも利用可能

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但し、Uberはすでに東京でサービスを開始しており、利用者がどんどん増えています。すでにUber登録のタクシーも走ってますが、さらに日本のMKタクシーもUber本社として提携しているので、利用できるタクシーはかなり増えていると思われます。

利用者はまずUberのアプリを自分のスマホなどにダウンロードします。次に、行きたい場所をアプリ上に地図で指定して、タクシーを待ちます。しばらくすると、配車を受けたタクシーが到着、それに乗車します。タクシーには当然登録された運転手がいますが後のチェックのため、覚えておいてもいいかもしれません。

タクシーは乗客を目的地に降ろした後、そのまま立ち去ります。タクシー料金の決済はアプリ上で先に登録した利用者のクレジットカードで決済されますので、お財布を用意する必要のありません。後で利用したコースと決済の明細がインターネットで送られてきます。かならずチェックしておきましょう。

 

ハイヤーの利用でもUberならお手軽に

利用料金はタクシーでもハイヤーでも東京だと、標準レベルで特段高いわけではなく、安全面が高い分、お得だと思われます。タクシーの場合はUberを呼べば、最も近くで走っているか待機しているタクシーがやってきますが、ハイヤーの場合は、少し異なります。

もちろんハイヤー登録先から来ますけど、タクシーと異なりタクシーの代名詞でもある赤色灯はつけておりません。静かに呼ばれた場所に到着して、ハイヤーの運転手自ら乗客の乗る側のドアを開けてくれます。対応もタクシー以上に非常に丁寧です。最後も決済はアプリで済まされるので、なんとなく高級な乗客になった感覚なので、もし時間的余裕があるなら、タクシーよりハイヤーの利用が豪勢な感じがあるかもしれません。

また二人以上で利用した場合でも、それぞれがアプリを事前にダウンロードしておけば、それぞれ割り勘で乗れるところも非常に便利です。いずれにしても、利用すれば利用するほど便利な配車サービスと思います。

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