11月の第3木曜日といえば、すっかり日本の風物詩となったボジョレー・ヌーボーの解禁日ですよね。
毎年大きなイベントがあちこちで開かれ、多くの人がこの日を心待ちにしているわりには、肝心のボジョレー・ヌーボーの味はイマイチ美味しくないという話も良く聞きますが、飲み方によっても大きく変わるのがジョレー・ヌーボーです。
ボジョレー・ヌーボーとは
(出所)http://news-sokuhou.xsrv.jp/?p=697
ボジョレー・ヌーボーとは、ワインの世界的産地フランスの中でも特にブルゴーニュ地方のボジョレー地区でつくられたワインを指します。
ガメイ種と呼ばれるブドウが原料に使われ、その年に収穫された一番新しいブドウから作られる出来立てのワインがボジョレー・ヌーボーです。そもそも、その年のブドウの出来がどうなのかをチェックするために作られるワインなので、チェックするために早くワインを作らなければならず、ブドウを潰すことなく発酵させて作られるといった特徴があります。また、早く作るために、炭酸ガスを注入することで発酵を早めているんだとか。
味はそこそこ?好む人もいる
一般的に美味しくないと言われることが多いボジョレー・ヌーボーですが、もちろん好みの味だと言う人もいます。
出来立てのフレッシュさやフルーティで軽い飲み口などを気に入る人にはぴったりなワインといえるのです。それでも、出来るだけ美味しく飲むにはいくつかのポイントがあります。
渋みが少なく軽口なことから、冷蔵庫で1時間ほど冷やして10~15℃くらいで飲むと味が引き締まって美味しく感じられます。また、フレッシュさを味わうためには、小さくて飲み口がすぼまった卵型のグラスを使用しましょう。グラスを軽く回してフレッシュな香りを楽しんだら、美味しいうちに頂くのもポイントです。
ワインは一緒にいただく料理によっても印象が異なってきます。軽い飲み口のボジョレー・ヌーボーは味の濃いものだと負けてしまうので、シーフードや和食といった淡泊なものの方がよく合います。
定番のキャッチコピー
その年のブドウの出来をチェックされたボジョレー・ヌーボーは、毎年その結果を表したキャッチコピーが付けられています。10年に1度の当たり年、50年に1度の出来栄え、など高評価のものが多いといって良いでしょう。
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